つるし飾り(傘福) 完成となる
2010年 02月 06日私にとっては大プロジェクトつるし飾り傘福が完成した。
一心不乱に過ごしていた。
傘福については、以前も簡単にふれたが
この形は、山形県酒田市の伝統的なもの。
酒田の裕福な商家に残されている(本間美術館蔵)。
実物は、もっとシンプルで豪華。雛壇に一対で飾ったものだそうだ。
それとは別に、よく見かける酒田の傘福というものは
天井から傘をかぶせたつるし飾りが有名だが
これは、同じく酒田で神社に奉納された縁起物(飾り物)が原型で
お雛様に使用しているものではなかった。
その二つのものが現代に合体され、酒田の傘福となっているようだ。
2年前、夫が酒田で購入してくれたこの傘は
直径40cの傘が2段になっている。
本間美術館にあった傘福と同型である。
傘の周囲にある白と赤の布(梅の柄)は、
私が傘の周りに縫ってかぶせた。
土台も、黒の塗り物でできているが、
私の幼い時の振袖の布を巻きつけた。
ちりめんのお細工物を48個。
上段は干支のもの12個を下げた。
下段は、3個ずつを12本。
今宵私は祝杯をあげよう!
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完成おめでとうございます。あの縫いづらい ちりめんで
これだけの作品を作るのは本当にお見事の一言です。
祝杯が楽しみですね。
そして見せて下さりありがとうございます。
はい!お近ければ是非生の飾り傘福訪問に伺いたいです。
そう仰って下さった事に感謝いたします。
それにしても飾り傘福という文化を初めて知った私であります。
華やかなものですね。^^
幼いお嬢ちゃん、大喜びの事と存じます。
かんなさんの餌食になりませんようにと思います。^^
ありがとうございいます。
ほんとに華やかなんですよ。
伊豆の稲取か福岡の柳川か、山形の酒田に行くと、
圧巻なのが見られます。
かんなは、2才くらいまでは、ぬいぐるみの小さいのを
突然くわえて逃げていったりしていましたが
今ではすっかり、大人になり、入っていけない和室の入り口で
我慢しています。