五線譜~朝日新聞より~
2010年 04月 01日若者はそれぞれの春を迎えているが
特に社会に属していない中高年は、
変わり栄えのしない日々を過ごしがち。
ちょっと悔しいので
それなりに新鮮な4月を迎えようと、あがいてみる。
今朝、朝日新聞に
「五線譜」という新しい囲み記事を見つけた。
今日は80才の万年筆職人の方が主人公だった。
看板もない東京下町の作業場で
万年筆を1本ずつ点検してゆく仕事だそうだ。
モンブラン・パーカーなど名だたる舶来の品も
彼の点検を通過することが
ショップに並ぶ前の保証書になる・・という仕事。
今でも現役で、月200~300本の万年筆の調整をされている、と。
そして最後に~「五線譜」では、日々の暮らしの中で奏でられる、
ささやかな喜びや悲しみをつづってゆきます~
と注釈があった。
日々の暮らしの中で奏でられる、喜び、悲しみをつづる・・・・五線譜・・・
この表現の素敵さに参ってしまった。
しかも、薄いブルーから濃淡の小さな五線譜とト音記号が、
マークになっている。
そのマークもいい。
私はかつて、エッセイストになりたい夢を持っていた。
しかし若き日の私は、エッセイストとして表現するものを持っていなかった。
そこであっさり諦めてしまったのだ・・・そう今振り返ってみれば。
ま、とにかく、さすがプロの物書きによる新聞のエッセイ。
明日から、楽しみ。
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大きな噂にはならなくとも、 心に響く物語があちこちにあるんですね。
毎日の出来事を何気なく綴っている、 草の花さんのブログも一つのエッセイになっていると思いますが、 十分その素質があると思いますよ。
↓のNHKのドラマ予告を見てみたくなりました。 最後が気になりますね。 本を読んでみようかな、 何て思ってしまいます。
あら! 私の作ったハーダンガー刺繍が使われているのにびっくり。 それにもまして素敵なピアスですね。
それでも光が足りなくて、写真はヘタでした・・・。
八日目の蝉、ぜひぜひご覧下さい。
五線譜・・・はあと1年くらしたら、絶対本になると思います。その時まで待ってていただければ・・