四国こんぴら歌舞伎大芝居~第26回~
2010年 04月 27日1泊入院手術を終えた、わが夫は
無事に本日帰還してきた(もっちろん私が車で迎えにいった)。
もう歩行も可能だし、医術は進歩しているなぁ・・・
四国こんぴら歌舞伎も、今年の舞台は25日で幕を閉じた。
四国こんぴら歌舞伎は、香川県、琴平町にある
昔ながらの芝居小屋を使っての歌舞伎である。
我が家では数えてみたら7回目の観劇だった。
四国にいる時に5回、千葉に転勤してきてから2回目になる。
ここ1・2年、歌舞伎座で見ることが多かったので、
久しぶりのこんぴら歌舞伎が、全く、違うものに見えた。
改めて、芝居小屋での歌舞伎の特長がよくわかった。
芝居小屋でのお芝居は、本当に近い。
小屋が小さいし、観客がます席にぎゅうぎゅう詰めで入っているから
役者との距離が、近い。
役者さんもハメをはずせるのか、
今年の市川亀冶郎なんて、サイコーに楽しかった。
悪役を演じたのだが、逃げ回る時に、客席に入り込んだのだ。
お客さんのコートを頭からかぶって、客席に隠れた。
それを、ここにいるよって、教えたお客さんがいた!!!
幼稚園生かい???
追手の一人が言った「今日のお客さんは私たちの味方らしい~ぞ」
次に亀治郎は、梯子を使って、いきなり2階席に逃げた。
もう大盛り上がりの2階席。
一騒ぎしてから、2階からそのまま飛び降りた亀治郎。
あんまりふざけているものだから、真面目な口上を述べる時も
なんとも言えない目つきて、にやっとする。
その絶妙な顔・・・・
もしかすると、私はすっかり亀治郎のファンかも。
芝居小屋への道は、のぼりで一杯
琴平座
芝居小屋の中
今年の演目のにしき絵
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歌舞伎のお話、 とっても楽しそうです。 観客と一体化しているんですね。 そんなところが魅力なんでしょうね。 ご主人共々そんな風に人生を楽しまれているんですね。 すばらしいことです。