昔取った杵柄
2011年 01月 29日先日、所属するキリスト教会の子ども向けプログラムで
恒例のお餅つきがあった。
教会の前で杵と臼で、本当にお餅つきをする。
これは年始の恒例の行事。
なんと、3年前に亡くなった父が
教会生活を守っていた間、ずっとお餅つきの担当だったのだそうだ。
父は私たちのためにお餅をついてくれたことはなかったけれど、
小さい時にやっていたということで
とても上手だったらしい。
私はその姿を見たことがないから、新鮮な話。
教会には父にお餅つきを教えてもらったという方が何人かいらっしゃる。
小さい時にやっていたから
何年経っても、上手にできる・・・という意味で
「昔取った杵柄」という言葉の語源はここにあるのね・・・と言いながら
お餅つきは続けられた。
私の今日の「昔取った杵柄」はお餅つきではなく
編み物のお話。
大学に入った頃から、子どもの幼稚園時代まで
私はずっと編み物をしていた。
たぶん、キルトと出会う前、ということになるだろう。
実は来週札幌に行く。
そのために、ちょっと編み物をしたくなった。
きれいな色の毛糸でマフラーを編みたくなった。
20年ぶりの編み物。
まず針が見つからなかった。
最初の作り目の掛け方も忘れていた。
製図なんてどうやってやるんだっけ。
減らし目、増やし目の製図の仕方だって?????
それでも「昔取った杵柄」
いろいろな感覚が蘇ってきた。
参考に編んだセーターを出してみたら
その作品の凝り具合に、我ながら、脱帽してしまった。
20代30代の私のエネルギーに。
にほんブログ村
にほんブログ村
ランキングに参加してみました。
よろしかったら、クリックしてください。
草の花のHPへもどうぞ
数年前に転勤で住んでいた松山で、初めて年末の行事に参加させてもらったような次第・・・
もち米を順番にふかし、臼でつき、ひろげて、まるめていく・・・
私なんて、やろうにも段取りすらわかりません。
情けなや・・・