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意地でも生き抜くぞ、と・・・

12月7日(金)
この秋、喪中はがきの報に驚くことが多い、と
先日ブログに載せた。

そのうちのお1人、父の友人からお電話をいただいた。
奥様を夏に癌で亡くされたのだった(享年67才)。

そのご夫婦は、人も羨むような、素敵なカップルだった。
私が子どものころからの憧れ・・・

父の友人なので全くのご無沙汰だったが
2008年、私が地元で初めてキルトの個展を開いた時、
亡き父の住所録にその名前を見つけて
案内はがきを送ってみた。
父なき後、実家に住んで、こんな活動してますって報告のつもりで。

すると、まさか・・・
遠く鎌倉から(2時間はかかるだろう)
お2人で個展にいらして下さったのだ。

もう、ほんとに何年ぶり!!!!!
(私が中学生の時以来?)

素敵なカップルのお2人は、やはり素敵に年をとられていた。

それから4年。
その後、奥様は闘病されていたのだろう・・・
余りのショックに手紙を出したのだが、
それで電話を下さったわけだ。

開口一番。
「Nちゃん(私の名前)。
旦那さんより先に死んじゃだめだよ」って・・・
「男はだめだ…残されるのは・・・」って・・・

我が両親も、母が父を残して逝った。
(母も60代だったなぁ)
その悲しみはちょっとは知っている。
さだまさしの「関白宣言」でも
俺より先に死ぬな~~~って歌詞がある。
我が夫も口癖のように言う。

でもね。
人生は自分ではどうにもできないでしょう?

しかし残された男どもの悲しみを思うと
胸が張り裂けるような気持ちがする・・・
やっぱり、私は意地でも
夫より生きてあげよう。
いや、高らかに自由を享受するために?

まだ声が若々しいその方は
(父の友人でも奥様の年齢から推測するにまだ60代なのか)
「時間しか解決してくれないと思って、僕は頑張るよ」と結ばれた。

すこ~し気持ちが軽く電話を切った。
彼の配慮だとは思うけど。






今週の聖書の言葉
わたしの恵みは、あなたに十分である。
というのは、わたしの力は、
弱さのうちに完全に現われるからである。
Ⅱコリント12:9




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by kusanohana-nonchi | 2012-12-07 11:08 | 日々のつぶやき | Comments(0)