小説を書くってことは・・・

5月2日(金)
今年に入って、なぜか読書というものから遠ざかっていた。
そんなことに気付いて、突然図書館に予約を入れた。
新聞の書評欄を見て。
旅行に出かける前に突然2冊の本の順番がやってきて
鹿児島までぶ厚い本を持参した。

2冊とも、実際に起きた事件をイメージして
人間というものを追求した小説。

「悪人」        吉田修一著
「三面記事小説」  角田光代著

この本の題名を選んだ私は知的とは言い難いが、
内容は濃かった。

小説を書くという作業は、ほんとに人間を見ることなんだなぁ・・・
としみじみ思っている。
小説などという表現を持たない人々は、自分の価値観と
自分の求めるものだけに集中していればいいが
表現する人々は、すべての現象・事象を
見つめて、その向こう側を見なくてはいけない。
その過程は楽しそうにも感じるが
自分の価値観があまりに固定化されているので
ほんとに一方的な見方しかできない。

すごいなぁ・・・人間の幅が違うなぁ・・・そんなことを思い続けている。
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Commented by anael-needlecraft at 2008-05-02 22:51
草の花さんも作品で表現なさっているではないですか〜(*^-^)
材料を手にしたとき、何に使うか、どうアレンジするか、って
材料の行く末に思いを巡らせ、
そして完成した作品を想像しますよね。
。。。同じなんだと思います、作家さんも、キルターさんも♪

価値観の固定化も「個性」においては重要なのでは?
その上で如何に他者も認められるか、
これができるかできないかが「個性」と「孤立」の
分かれ目なのでしょうか。。。

とても良いお話、ありがとうございました♪

Commented by 草の花 at 2008-05-03 23:19 x
アナエルさま
そうそう・・・いろいろ考えるのです。
そう、価値観の固定化・・・各々の個性ですよね。
表現者?の末端に属する者としては絶対に必要だと思うのですよ。
自分が信じるもの、いいと思うものだけを見て行くこと。

しかし小説家というもの。
ありとあらゆる人間の真実を知ろうとするでしょう?
うんざりするような馬鹿げた生き方の人々までの
真実を探る作業が、すごいなあ・・・と感服してしまうのです。

でも、何の手段でもいい。表現したい人って私は好きです。
by kusanohana-nonchi | 2008-05-02 21:58 | カルチャー | Comments(2)