カテゴリ:旅( 155 )

白鳥の飛来

3月21日(金)
昨日、酒田でのことを思い出していたところ
酒田で一期一会のような出会いをした方からコメントをいただいて
また、思い出したことがある。

酒田の最上川は白鳥の飛来地として有名なところ。
そして、春の声を聞くと、白鳥が群れをなしてシベリアへ向かって飛んでゆく。
その姿を見ると、酒田では春をの訪れを知る・・・という話を聞いた。

到着した日は雪で空港に降りられないほどだったのに
5日後の帰途の朝、
宿のご主人が大きな声で、飛んでゆく白鳥の群れを教えてくれた。
春なんだ!
白鳥の飛来・・・言葉で聞いてもああそうか・・・くらいだが
実際、白鳥が群れをなして飛んでゆく姿は、感動的だ。

そういう春を目撃したり、感じたり
なんか、幸せ。
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by kusanohana-nonchi | 2008-03-21 22:59 | | Comments(0)

酒田の旅~その2~

3月13日(木)
酒田には4泊した。
旅行代理店以上の働きをする夫が、徹底的に調べあげた旅行なので
異常なほど、マニアックだ。
だから普通なら半日程度の観光で済ますような場所でも
じっくり、丁寧に、繰り返し見るので、酒田に4泊となった。
過去、どの場所でも、普通の旅の2倍以上は時間を費やしている。
こういう旅をしていると、観光バスのご一行様は恐怖だ。
静かに、普通に見ているところへ、突然、すごい人数の人々が押し寄せる。
だいたいが、ちょっとの情報だけでバスに乗っかってやってくるので
その感想やら、薀蓄やら、言ってることが、
ほんとに、めっちゃくっちゃ。
その騒ぎを少し我慢して耐えていると
その騒ぎは潮が引くようにあっという間にいなくなる。
ま、そうは言いながらも、観光バスのご一行様が来てくれないと
観光地は困るのですけどね。

酒田の旅では、出会いがたくさんあった。

10日ほど前、私の手作りブログを見てくださった方から
メールが届いた。初めての方だった。
ブログからHPを見て、私の聖書キルトに興味をもたれたとのこと。
パターンを分けて欲しいという旨だった。
その方が、なんと、酒田の方だと言うのだ!!
ここまでの偶然は、すごいことだと思い、とうとう酒田でお会いすることになった。
宿の前で、観光する前の時間にお会いした。
しかも、ご主人もご一緒に。
ご主人も私たちを車で案内して下さると、丁寧にお誘いくださった。
私の夫が、自分の企画した旅を貫く人なので、せっかくのお誘いは
お断りしたが。その数分の暖かい、そして初対面とは思えない会話は
不思議なものだった。
インターネットでつながる世界って、悪をもたらすこともたくさんあるけれど
こんな出会いをくれることもあるし、なかなかいいものだ、うん。
そして、初対面でも話しが弾むってことも、あるもの・・・・。

その出会いの後、旅館を後にして本間美術館に向かう時、
呉服屋さんのショーウインドウに、生地を折っただけの抽象的なお雛さまが
飾られてあった。雛壇の屏風は、金色の帯を折ってある。
その珍しさに立ち止まって見ていたら、
中からこちらを見ている大きな目と合った。優しい目だったけど。
ドアを開けて、どうぞ~~中にお入り下さいと言う。
(たぶん夫と同年代)女主人は、さり気なく、中に呼び込み、
お雛さまの話しをし、酒田の情報を教えてくれ、
よそから酒田に来てくれて嬉しい、と私たちの話しを楽しそうに聞いてくれ
ついでにお茶をいれてお茶菓子を出してくれ・・・
とにかく、初めての人を招き入れて、接待をし、話しをする
そのすべての行動が自然なのだ。
本当にすごいことだ。
私には絶対にできない。
この方だって、初対面よ。それなのに話しが盛り上がることと言ったら。
最後には、私がせめてHPのお雛さまでも見て欲しいと思って
HPのアドレス入り名刺を渡し、
その方からは、お店の名入れの干支の手ぬぐいを頂いた。
しかも、翌日、車を運転する彼女と、道でばったり会って大笑い。
何だか、楽しい話でしょう?

次は夫の話。
最終日に、夫が最後に私に買うと言ってくれたのが傘福の土台。
人形店に売っていた。
これで来年以降、私は傘福を自分で作る楽しみと、重荷を負った。
そのお店の女主人に支払いをしようとすると
「お客さん、3日前くらいから、酒田にいらしてますよね」と。
え~~5日もフラフラしてるから面が割れてる~~~とびっくりした。
言われてみたら、私もその女性を傘福会館で見ていた。
聞くと、人形店の元従業員に、夫にうり2つの人がいて
3日前に夫を傘福会館で見かけた時、びっくりしたと言うのだ。
声をかけるかどうか迷っていたがそのままになっていたのが
今日、お店に来てくれるとは思わなかった・・・と興奮気味。
その後話は弾んで、女主人、ご主人といろいろ話して帰途についた。

最後に。
私は若かりし頃、熱烈にある小説家のファンだった。
開高健(かいこう たけし)という。
開高健は1989年に亡くなっているので、著書はほとんど持っている。
開高健が審査員をしていたエッセイのようなものにも応募したし、
ファンレターも書いたことがある。
その彼は、酒田のフランス料理のレストラン「ル・ポトフ」を絶賛していた。
20年以上前の話である。
私は結婚した頃、開高健を師と仰いでいたので
夫にも、本を読めだの、こういうことを彼が言っていたと、熱く語っていた。
夫が全く共感を持たなかったし、
私が出産などを経験して、価値観が変わり、
開高センセイの男の世界に、共感を持てなくなくなってしまったことから
遠くなっていた。
肝心の私がすっかり忘れていたのに、夫が
「とうとう約束が果たせる」と言う。
何のことかと思ったら、「ル・ポトフ」に連れて行く約束だと言う。
そして、我等はル・ポトフに行った。
開高センセイと同じ空気を吸ったのである。
懐かしい?私の青春に引き戻されたような、酒田での出会い。

あんな、こんな出会いがたくさんあった酒田の旅だった。

傘福についての詳細はこちらから どうぞ、ご覧下さい。
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by kusanohana-nonchi | 2008-03-13 21:58 | | Comments(4)

酒田の旅~その1~

3月12日(水)
何年前のことになるだろう。
吊るし雛というものの存在を知ったのは。
伊豆稲取のつるし飾りの写真だったと思う。
本来、おひなさまというものは、子どもの成長を願って、感謝の意を込めて
年毎に流してしまう・・・ということから現存しているものがほとんどなかったらしい。
残っていた少ないつるし飾りを元に現代に復活させて
今の人気につながったらしい。
その記事を読んで、私は虜になっていた。

それが、どんな経緯からかが知るところとなった。
日頃から傍若無人に生きていることの詫びをしたい・・・
と思っているらしい夫は私好みの旅の企画を立ててくれる。
そんなわけで、稲取・柳川で満足していた私に
突然酒田の旅も計画してくれたわけである。

しかも、男のやることは、やはりデカイ。
発想が大胆である。
つるし飾りも、さげもん(柳川)も、傘福(酒田)も、
参考として見ておこう・・・の程度で行く私であるが、
いずれも、中途半端なものならいらない、という考えで
思いきった値段のものを買ってくれる。
そこで今回も傘福の購入まで含めての旅となった。

夫は事前に徹底的に調べる。
行く前までには地図ですら、暗記?しているような徹底ぶり。
今回は酒田に4泊した。
しかも、時代物の旅館に宿泊。往復の飛行機とパックの格安旅行。
宿泊代を安くあげて、食べる物は贅沢にする主旨である。
旅館は夫婦2人でやりくりされている家庭的な旅館。
昔の作りそのままで、間口は玄関の幅しかないのに
奥行きが異常に長い。
昔のままなので家の中は暗く、階段は急。
部屋にトイレも洗面所もない、ホントに昔ながら。
部屋は2階で、暗い階段を下りて1階のトイレに行く。
それでも、何だか楽しい5日間だった。
朝、9時頃出発し、4時頃帰って、お茶をし、再び夕食に出る。
そんな呑気な毎日。

酒田は、その昔、港として商業で繁栄した所である。
日本海から、九州を廻って、瀬戸内海から京都に入る水路の
重要な港だったわけである。
そのために廻船問屋が繁栄していた。
井原西鶴の「日本永代蔵」という小説にその繁栄ぶりが
描写されていたという鐙屋(あぶみや)。
日本一の豪商と言われた本間家など。
NHKドラマ「おしん」の舞台ともなったところである。
市街は、京都を模した?のか碁盤の目のような整然と整っている。
道路も広い。
しかし、残念ながら、その広さがむなしいほど、閑散としている。
商店街がとても多いのだが、シャッター通りというのか
閉まっているお店が多い。
みどころのたくさんある土地柄なのだから、
再びにぎわうことを切に願う。

本間家の庭園
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酒田の旅~その2~は明日。
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by kusanohana-nonchi | 2008-03-12 23:57 | | Comments(0)

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3月7日(金)
写真は酒田にある山居倉庫。今日の酒田はぼた雪の吹く真冬と、春の日差しとが行ったり来たり。山居倉庫は酒田に集められたお米を保存するところ。おしんの舞台になったところです。
旧家のお雛様と傘福を見て歩いています。
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by kusanohana-nonchi | 2008-03-07 23:14 | | Comments(2)

山形県酒田市は雪空

3月6日(木曜日)
今日午後3時の飛行機で山形の庄内空港に向かいました。
庄内空港は雪で、一時着陸できず20分ほど上空を回旋し続けました。もし着陸できなかったら新潟空港に行くことになっていたのでヒヤヒヤ。それでも無事に着陸し、今は酒田の古いひなびた旅館にいます。明日から酒田の雛街道を歩きます。
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by kusanohana-nonchi | 2008-03-06 21:02 | | Comments(2)

11月19日(月)

さて奇跡的快晴だった17日(土)の雪の立山。
室堂近辺は、結構賑わっていた。
それは、ただの観光客ではなく、スキーヤーと写真愛好家達。
雪の壁で有名な立山は、冬は積雪が20mにもなるという。
11月の末で、すべてが封鎖される。
しかし、10月末に降り始める雪は、11月現在で2m以上の積雪になっている。
室堂近辺の、ハイキングコースも、立ち入り禁止のハイ松の林なども
すべて雪に覆われている。どこでも歩ける。
夢のような世界になっている。道が閉鎖されるまでのわずかの楽しみ。
スキーヤーたちはどこをすべっても構わない。
ただし、リフトは無いので滑っても、登らなくてはならない。

c0134850_2332263.jpg私たちもかんじきを借りて、雪山を歩きまわった。この写真をよ~く見ていただきたい。大きな足ではなく、まん中あたりのグレーの足が長靴をはく私の足。このかんじきを履くと魔法のように雪道を自由に歩き廻ることができる。しかし、ジャズウォークやら、都会の道の歩きには結構自信のある?私だが山歩きはすこぶる苦手。全くのへっぴり腰である。急斜面をへっぴり腰で降りる私に、写真愛好家の地元のおじさんが、おもしろそうに指導してくれる。しばらくついて来て私のへっぴり腰歩きををどうにかしようとしてくれる。トホホだ。

ま、そのうち雪斜面の歩きにも慣れてきて、相当楽しく雪を歩き廻った。

しかし。それから半日もしたら、吹雪。
山がどこにあるか、全くわからなくなる。すごいなあ・・・自然の脅威は・・・

気圧の関係で、体がむくんでしまった夏の経験だったが
今回も、山に入って2日目に、やはりむくみがきた。
(登山で疲れていなかったので、夏ほどはひどくなかったが・・・)

今日の立山は氷点下14度。あの厳しい世界は存在し続ける。
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by kusanohana-nonchi | 2007-11-19 23:16 | | Comments(0)

吹雪の中の生還!?

11月18日(日)
昨日、奇跡の快晴だった立山は
午後4時頃から吹雪き始め、朝には道路が閉鎖されていた。
ホテルの窓際も、雪の吹雪く音と、冷たい風が漏れてきて
自然の厳しさを、見せ付けられる状況になっていた。

そんな中、我ら夫婦は、生還を果たした・・・なぁんてね・・・
立山は、富山県側と長野県側からのアクセスがある。
道路でつながっているのは、富山県側。
その道路が今日は閉鎖されていた。
長野県側へは、立山の底をトンネルが通っている。
黒部第四ダムの建築のために用意されたルートであるといえる。
立山のホテルがその駅になっていて
トンネルを走るトロリーバス・
ロープウェイ(吹雪で視界ゼロの雪山を降りた)
斜度29度というモノレール
を乗り継いで長野扇沢までの足がどんな雪でも確保されている。
扇沢から長野駅まではバス。
そして長野からは新幹線・・・と。

まあ、積雪が4mにもなっていたであろう、吹雪の立山から
戻ってきてみれば、ごく普通の秋の風景。
(最も夕方から寒波?風が冷たかった)
何を好き好んで、そんなところに行ったのやら・・・

詳しいこぼれ話は、明日に続く。
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by kusanohana-nonchi | 2007-11-19 00:10 | | Comments(0)

雪の立山2

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金曜日朝6時、夜行バスにて富山到着。
ロープウェイとバスを乗り継いで立山に入りました。このシーズンは来週末で閉鎖。富山駅周辺は全く関東地方と同じ様子ですが、立山はもう2m以上の積雪。ま、あと1週間で真冬の世界に突入するわけです。
昨日は電波の入らない手前の弥陀が原という場所に滞在。
今日は、立山です。何と今日は奇跡的なピーカンの晴れ。雲ひとつない真っ青な空でした。散策と言っても、2m以上積雪のすごい状態。童心に帰って雪歩きを楽しみました。 4時過ぎには、様子は一変。吹雪になっています。
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by kusanohana-nonchi | 2007-11-17 18:19 | | Comments(0)

雪の立山

11月15日(木)
夏の立山ホテルに味をしめて
秋の立山を見にゆこう、ということになった。
今回は登山ではなく、室堂というロープウェイの到着駅にある
立山ホテルに宿泊して、立山の景色を見るだけ。

ところが、立山はさすがに季節が早く、今はもう秋ではなく
冬になっているらしい。
雪が降っているそうだ。
ただ行くだけなのに、また厳しい道のりなのか!!!

と、いうわけで、今宵再び夜行バスで富山に向います。
明日以降は、電波が入れば、携帯からの投稿です。
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by kusanohana-nonchi | 2007-11-15 20:11 | | Comments(0)

40代最後の日


10月19日(金)
なんと私は今日40代最後の日を迎えています。
今日は記念として千葉の小江戸と言われる佐原のオーベルジュ「吉庭」に来ています。明日、目が覚めると50才。大喜び?!
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by kusanohana-nonchi | 2007-10-19 22:56 | | Comments(4)