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「青い壺」有吉佐和子著

「青い壺」有吉佐和子著
昭和56年度版のこの本が
図書館から連絡きて手元に届いた。
とても古い本で
紙も黄ばんでいるし
何より活字がとても小さい。
何でこの本を予約したのか記憶が戻らない。

「青い壺」有吉佐和子著_c0134850_06591296.jpg
それでも読み始めてみた・・
(いかにも古そうな表紙)

13章から成っていて
各章が独立している。
各章に「青い壺」が出てくる
読了後(途中から)
13章のストーリーのつながりに気づいた。
面白い。

そして
なぜこの本を選んだのか
思い出した!

この本は最近改訂版ができ
それで人気に火がついているらしい。
これが改訂版
「青い壺」有吉佐和子著_c0134850_06595682.png



ここから先は
内容の覚え
ネタバレです。
わくわくしながら読みたい方は
スルーして下さい。

①牧田省造  
青い壺を焼く
壺をデパートのバイヤーが持って行く
②寅造 
定年退職の記念品青い壺を
デパートで2万円で買う。会社に贈呈
③④芳江と夫
夫の会社からもらった「青い壺」に花活ける
⑤千代子と(緑内障の母)キヨ
原さんからもらった?「青い壺」を
眼科医者に贈る
⑥洋子(バーのママ)
客の石田さんがお酒のつもりで「青い壺」を
置いて行く
⑦石田一朗さんの母
華やかな時代の昔話する。
嫁の厚子に聞かせる
⑧厚子  泥棒に青い壺盗まれる
⑨弓香  70歳の同窓会
京都の東寺の市で青い壺を3000円で買う
⑩悠子 弓香の孫
ミッションスクールに勤務する栄養士
シスターがスペインに帰る時に青い壺を贈る
⑪シメ 介護人
気難しい患者が青い壺を持っている
⑫気難しい患者は古美術商
バルセロナの骨董店で青い壺を購入
⑬退院後中国由来の古美術品であると主張。
つきあいのある陶芸家に見せる。
それが牧田省造だった、

私が焼いた、と主張するが聞き入れられない。
焼いてからの10年の歳月を思う。

# by kusanohana-nonchi | 2024-03-19 06:58 | 読書日記 | Comments(0)

鍵盤と文鎮???

私が数年前から所属している
プロテスタント教会が
なんと創立50周年を迎えた。

昨日創立記念礼拝が行われ
私は(いつものように)
奏楽を担当した。

昨年 東京基督教大学のワークショップ
夏季教会音楽講習会で学んできた
ある奏法を試す機会と思い
備えてきた。

それはこれ。

鍵盤と文鎮???_c0134850_07344378.jpg


わかるかなぁ
いやわからない(笑)
画面左の鍵盤の上

↓の写真

鍵盤と文鎮???_c0134850_07353410.jpg


鍵盤に文鎮

全く意味わからないでしょう?

リードオルガンは
足踏みペダルで空気を送ると
音が鳴る。

文鎮を置いて
その音を出し続ける。

両手で弾いて
更にベースの音を足しているわけ。
エレクトーンとかパイプオルガンだったら
足元にも鍵盤があり
足で踏んで音を出している。
リードオルガンにはそれがないから
文鎮で手助けしてもらうわけ。
そして弾いている最中に
文鎮を置いたり、外したりするから
結構大変。

文鎮を左手で動かす前には
左手部分は弾かず
右手部分を長く弾いたり
いろいろ工夫してみた。
昨日の曲は
移動させる場所が3ヵ所。

落ち着いてやれば大丈夫なはずだけど
練習では文鎮落としそうになったり、
弾くのに心囚われて
文鎮移動忘れたり
いろいろ起きた(笑)

本番では
混乱による大きな乱れはなく
(小さいミスはあったけど)
涼しい顔して弾き終えることができた。

礼拝堂には
低ーーーいベースの音が
静かに響き渡っていた。
信徒のみなさんは
たぶん私のあたふたは
気づかれなかったとは思う。
(今日は低い音が響いているなーと気づいていただけていたら嬉しい)


# by kusanohana-nonchi | 2024-03-18 07:03 | 教会生活 | Comments(0)

続「窓ぎわのトットちゃん」読了

黒柳徹子さんは超大物ですごい存在だけど
大好きというわけでもない。
それでも「徹子の部屋」を録画して
ほとんど見ているので黒柳徹子さんはとても身近。

話題になっていたので
一応図書館予約して
50人くらい待ってこの度読了。

以前よりも
トットちゃん、好きになったかも。
トットちゃんというより
彼女のおかあさん 黒柳朝さんがすごい。


お父さんの黒柳 守綱は有名なバイオリニストで
お母さんの朝さんは声楽家。音大で出会い
美男美女のカップルだった、という
うっとりするような経歴の徹子さん。

しかし父親守綱さんが徴兵されていた戦争中
母親朝さんの生きるための、強さは凄まじい。
豊かな個性を持っていた娘徹子さんは
その母のもとで飄々と育ち
個性を伸ばしてゆく。
その様子を本人が淡々と語ってゆくのが
いい。
しかも前作窓ぎわのトットちゃんから
続編まで47年かかったというのに
鮮やかにその頃が甦っている。
徹子さん、かなりなお年なのにすごい。


今の黒柳徹子の存在が確立するまでの
お話なのでいろいろ展開し興味深い。

でも一番驚いて忘れられないのが
小学生の徹子さんが
戦時中、青森まで疎開する時
上野駅ですでに母とはぐれて
一人でぎゅうぎゅう詰めの列車で
青森まで行ったというくだりである。
母はそれも覚悟の上で
降りる駅を教え、切符を持たせておいた
という。
そしてその電車での珍道中が可笑しい。
ぎゅうぎゅう詰めの列車で
窓の縁に乗ってお尻を出して
おしっこをする、までの知らないおばさんとのやりとり。

朝さんは長く疎開先の青森で
行商などをしてお金を稼ぎ
空襲で焼けた自宅を立て直し、
シペリア抑留から戻ってきた守綱さんを
迎えたという。

なんというたくましさだ。

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# by kusanohana-nonchi | 2024-03-15 21:00 | 読書日記 | Comments(0)

口から漏れる言葉

年を取ると独り言が多くなると
聞いたことがある。

幼児性に戻るのだそうだ。
幼い子どもは頭に浮かんだ事柄を
頭の中で整理する力が弱く、
口に出すのだそうだ。
大人になるとそれができるようになり、
加齢でまたできなくなるというわけだ。

まあ、私が独り言が多くなったとか、
そうでないとかはここに置いておいて。

言っているつもりないのに
口から漏れている音に気づいたのだ。

それはヨガをやっている時に気づかされた。

インストラクターの近くで
レッスン受けていた時
気づかされた。

若い男性のイントラから
私の「まちがえちゃった」という声に
レッスン中吹き出しそうになった、
と言われた。

動きを間違えた記憶はあったけれど
「間違えた」と言った意識はなかった。

この間は
「あ」という声に笑ったとも言われた。

「あ?!」とか「あれっ?!」
いつも心の中では言ってるけど
まさか声に出ていたとは。

その話を友人にしたところ
彼女も、パート仕事の最中
「あっ!」と声を出してしまい
ミスがばれたと。

口から息のように漏れる言葉、怖い(笑)

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# by kusanohana-nonchi | 2024-03-11 13:31 | 日々のつぶやき | Comments(0)

健康な爪

昨年5月に
ブログにこんな記事を載せた。

https://nokutomi.exblog.jp/32981970/

爪に関するもの。
ジェルネイルをやめた、という内容。
ジェルネイルを何年もし続けていた爪は
ネイルをとった状態では
ぐにゃぐにゃになっていた。

ジェルネイルをやめて10ヶ月。
私は健康な爪を取り戻した。
爪を伸ばしても折れない。
きちんとした形に整えられる
固い爪に戻った。
とてもうれしい。

今では少し長めに整え
剥げても目立ちにくい色の
マニキュアをつけている。
爪に関するいろいろな思い煩いから
解放される。



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# by kusanohana-nonchi | 2024-03-08 14:14 | 日々のつぶやき | Comments(0)