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ものづくりの独り言

9月29日(水)
昨日は縫うことの醍醐味について独り言を語ったが
切ることの醍醐味も忘れてはいけない。

ミシンキルトに取り組むようになって(お~~20年が経過!)
最初に導入したのがローターリーカッター。
布を切ることのできるカッターであります。
カッターで切り落とした布は、切り口がきれい。
また、布の端を1mm~2mm程度でもキレイに切り落とすことができる。
カッターで裁断する時は、布目にそって正しく布を折り
重ねてカットすることが多い。
そのため、細く長く布を裁断したりするのが得意である。
例えば、ステンドグラスキルト用の黒のバイヤステープは
110c幅の布を110c買ってきて
三角に折り、真っ二つに裁断。長いバイヤス面ができる。
そのバイヤスの面から1,5c幅の布をひたすら切ってゆく。
はさみでは測って印をつけるだけでも一苦労だし、
切り口がどうしても曲がる。
ロータリーカッターは、大きな定規とセットで
測りながら裁断していけるわけである。
注:バイヤスとは、布が伸びる方向の布目。

と、いうわけで
バザー用グッズを製作する際、
洋服のリフォーム生地など、様々な形態をした布たちを集合させている。
その布にアイロンをかけ、ロータリーカッターで
必要な形に整えてゆく。
その整然とした様が、実に快感。
例によって、忘れ去られていたような布も
必要な布として蘇る。

ま、ものづくりというものは
こんな独り言をつぶやきながら
孤独に進行してゆくのでありましょう。


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by kusanohana-nonchi | 2010-09-29 06:55 | 手仕事日記 | Comments(0)