自分の弱さを誇る
2012年 09月 25日今週の聖書の言葉
しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。
というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」
と言われたのです。
ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、
むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。
Ⅱコリント12:9
この文章は、パウロという有名な人が書いたもの。
とってもわかりずらいかもしれない。
「自分の弱さを誇る」
という文章が、理解しにくいようであり、心打たれる。
エデンの園で、神に逆らってリンゴの実を食べてしまったことから
今の人間の罪が始まる。
神より自分がエライと思う感覚だ。
神なんて人間の作ったものだし・・・という感じ方もある。
自分を信じてるし、自分が神だから、それでいい・・・という方もいる。
クリスチャンと言ってる私だって
心の中心に何が居座っているかは、怪しい。
自我しかないかもしれない。
自分が何でもできる、自分は素晴らしい存在だ・・・
自分・自分・自分・・・
こんな人間に警鐘を鳴らすのが、この言葉だ。
何かの挫折や健康が損なわれた時、初めて自分の弱さに気づく自分。
コンプレックスを認め、
不幸や悲しみの時、弱さを誇ることができたら、
どんなに生きるのが楽になるだろう・・・
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