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「輝」~命の言葉~より

11月16日(金)
臼田輝(ひかる)くんの命の言葉を集めた
遺稿集についてを
先日のブログ記事に載せた。

今日はその詩をご紹介したいと思う。

うすだひかる
おかあさま おとうさま
あいいく こうめい   
 (2006年9月19日)

初めて専門の先生(国学院大学教授 柴田保之氏)と一緒に
パソコン上に、文を紡ぎ出したもの。
あいいくというのは愛育養護学校(小学校) 
こうめいというのは光明養護学校(中学校)の名前

ひかる
せろんこまる
せかいからせんそうがずっととだえて
てきみかたきめずに くらしてゆけたらいいのに
     
2007年3月26日

1~2か月に1度の頻度で
柴田先生と一緒の時間を持ち
言葉を紡いできたひかるくん。
本の中では4作目、こういう内容に変化してきた・・

つもりせんせい さちこせんせい
りかいしてもらうよろこびに こみあげて
ろましょのことばをおもいだしました。
ふだんからこころがけていました、
しんじていれば かならずとびらはひらかれると。
とわというものに ふれたきもちがします。
くなんのひびが へいあんのひびに かわりました。
てをつかえるとは おもわなかったので
せいいっぱい がんばってみたいとおもいます。

2008年6月17日

3行目のろましょというのは
新約聖書のローマ人への手紙の意味である。
柴田先生は、この意味が最初わからなかったそうであるが
2番目の詩のせろんという意味も
最初は全くわからなかったそう・・・
まさか、こんなに深い思索をしているとは想像だにできなかった、という。

2008年10月の詩では
自分は生れてから1度も言葉を発することができなかったので
心の中で、言葉がどんどん研ぎ澄まされてきた・・・
と語っている。

全部の詩を紹介したいけれど、
やはり本を読んでいただくのが1番かな・・・とも思い・・・

お問合せは  学校法人 愛育学園愛育養護学校 HPから
輝 ひかる  ~いのちの言葉~     臼田輝 著
    

連絡くだされば、本もお貸しします。


今週の聖書の言葉
人がみな、食べたり飲んだりし、
すべての労苦の中にしあわせを見いだすことも
また神の賜物である
伝道者の書3:13




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by kusanohana-nonchi | 2012-11-16 06:42 | カルチャー | Comments(0)