野崎島の旧野首教会
2017年 05月 28日140の島からできているらしい。
その中のひとつ野崎島は
今は人が住んでいない。
五島列島の中では上(北)にある。
細長い島に
かつては3ヵ所の集落があった。
港に近い平らな部分には
神社を中心の漁師集落だった。
そこから離れた野首集落
島の裏側になる船見集落
潜伏していた隠れキリシタンが
密かに住み始めた集落である。
その旧野首教会が
これである。
30年ほど前に
無人になったこの島で
小高い丘の上で
この教会は海を見下ろし
存在し続けている。
島の裏側にある船見集落の教会は
数年前に朽ちてしまい、
今はかつて開拓した証
~段段畑~の面影の坂の途中に
十字架が立っているだけ。
この集落までの陸の道など、
あるのだろうか?
平成30年の世界文化遺産登録に向けて
「長崎と天草地方の
潜伏キリシタン関連遺産」として
12の構成資産のトップにも輝く教会堂である。
しかしここは何しろ無人島。
ここまでのアクセスがどれほどたいへんだったことか。
その詳細については
「野崎島へのアクセス」にて続く