潜伏キリシタン関連遺産について

「潜伏キリシタン関連遺産」という
のは少しわかりにくい表現かもしれない。

江戸時代が禁教であり、
映画「沈黙」で描かれていたような
迫害あり、
信徒たちが隠れキリシタンとなって
潜伏していた、ことはご存知でしょう。

その潜伏キリシタンの生活に関するものが
遺産として登録されるのですが、
それとは別に、
明治に入ってからの弾圧を
ご存知でしょうか。

明治に入ってすぐ、外国人のために
大浦天主堂が長崎に建ちました。
そこに現れた隠れキリシタンが
「あなたの胸、私と同じ」と神父に
告白に来た
「信徒発見」はローマ法王も驚愕。
400年間、地下で信仰を守ってきたわけです。
ところが、それ以降
隠れキリシタンが次々と信仰を表明。
再び弾圧されたのです。
「浦上四番崩れ」「五番崩れ」
などの名で呼ばれ、大変な犠牲を払いました。

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久賀島、牢屋の窄殉教記念教会の
この記念碑が
その時の犠牲者の慰霊です。
狭い小屋に人がぎゅうぎゅう詰めにされ、
圧死などで42人の犠牲者がでたそうです。

明治の弾圧は外国からの猛抗議で
5年ほどで禁教がとかれ、解放。

久賀島の旧五輪教会、
奈留島の江上教会などは、その解禁後
すぐにできた教会なのだそうです。
それで、潜伏キリシタン関連遺産となった。
という次第。

強い心で信仰を守ってきた。
いや、信仰があるから強い心なのか?

なお、旧五輪教会と呼ぶのは、
現在隣に新しい教会堂あり、
旧の方は使われていないため。
ただし、信徒は2家族とか。
その島に人がいない。仕方ない…
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by kusanohana-nonchi | 2018-05-29 21:20 | | Comments(0)