野球少年犬、かんな
2007年 10月 10日涼しくなって、ビーグル犬かんなは、ますます元気。
夕方になると、大きな目で、私をじぃぃぃと見つめて、
5分置きくらいに、私の右腕おすがりしてくる。
「散歩に行こう!」
右腕を攻められると私は、何もできない。
孫の結依とは決して行かないようにやりくりして犬と散歩に行く。
(結依とかんなと私の散歩はもう限界)
かんなは家を出るなり、ひたすら走り続ける。
例によって途中のやくざ犬「サラ」にちょっかいを出して
尚、走り続ける。
目的地は、少年たちが野球をしている公園である。
メンバーは変わらない。(私も馴染みになってきた)
かんなはそのグラウンドのまん中に座り込んで
野球の仲間入りをする。
息を呑んで、ボールの行方を追う。
自分の方に飛んできたら、すぐおいかけて大変
(大変なのは私。ボールを追いかける犬に引っ張られる)
今日は、とうとう、手に入らないボールにイライライして
吠え始めた。それもずっと。
小学生たちは、知らん振りをしているようだけど、
結構優しくて、かんなに声をかけてくれる。
「犬に気をとられてるぞ。集中しろ!」なんてね。
そこにいつも公園に来ているダウン症の男の子が、やってくる。
彼とももうお馴染。
そのほかにも、大阪弁を話すかわいい小1の女の子もいつもやってくる。
なんだか、楽しいひととき。