ステンドグラスキルト~大浦天主堂~

9月4日(木)
                大浦天主堂
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                             190cx130c 2008年

私がモチーフとして選んだのは、長崎にある、国宝「大浦天主堂」。
私は聖書をモチーフとしたキルト製作をしてきた。
今回は直接、聖書からの出典はないが
長崎に旅行した時に知った、隠れキリシタンの深い信仰を想っての製作。
大浦天主堂は正式名を「日本26聖殉教者聖堂」といい、キリシタン禁止令が出たころの
長崎西坂の丘で殉教した26人に捧げるためのあり、
日本最古の教会である。
明治になって、キリスト教が解禁されこの教会ができた時
浦上村の1女性がフランス人の神父に向かって
「アナタノムネ ワタシトオナジ」(私の心には、あなたと同じ信仰があります」と
告白したという。
この「信徒発見」のニュースはローマへ伝えられ、
世界カトリック史上に残る「東洋に奇跡」とされている。

400年近く続く隠れキリシタンの信仰・・・・・
胸が苦しくなるような、思いである。
400年間、地下に潜伏して、信じ続けてきた・・・

そんな思いをこめて製作をスタートさせた。
周囲を囲むステンドグラス模様が、展示会・コンテストバージョン。
確かに、周囲の製作に、非常に手間取った。
私なりの渾身の作である。
年齢的なものと、今の生活の困難さと、ああ、限界。
後は、野となれ、山となれ。
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by kusanohana-nonchi | 2008-09-04 10:48 | 手仕事日記 | Comments(0)