10月19日(月)
トープカラーキルトというのをご存知でしょうか?
灰色がかった、茶色のトーンで統一された
シックな色合いのキルトのこと。
日本人が好む、日本人らしいキルトなのだが、
それを日本人が気付かないうちに、海外での評判が高まって
トープカラーとして認識されるようになったものである。
キルト作家 斉藤謡子さんの作品が、トープカラーの代表的なもの。
(斉藤謡子さんの本、表紙から)
私の作品をご存知の方はおわかりと思うが、
私の作品の傾向とはほど遠いものである。
今、製作中のバイブルキルトのテーマカラーを決める時、誰にでも嫌味のない、シンプルなもの・・・ということでトープカラーに決めてみた。
しかし、手持ちのトープカラー系の布も、非常に少ないし、
はてさて、どうなることやらと思案していた。
その時、ヨーロピアン系トープカラーとやらの色あわせを発見。
ヨーロピアンという、微妙なニュアンスは、わかり兼ねたが。
蒼がかったベージュの、淡いニュアンスカラーなのだ。
(ああ。、わかりにくい!?)
とにかく、色使いを抑えて、抑えて・・・シックな仕上がり目指して奮闘中。
ああ、ここにパッと美しいブルーを挟み込みたい!
ああ、ここに爽やかなレモンイエローをおきたい!
その気持ちを抑えて、静かな色目を探している。
シックで、それでも私のこだわるきれいな色づかいの作品が
はてさて、出来上がるでしょうか。
11月上旬、完成予定。
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