10月14日(水)
私は、ミシンキルトを20年近くやっている。
アメリカからやってきたミシンキルトは、
印つけいらず、マチ針いらずが売り物だ。
縫い代の幅を、ミシンの押さえと同じ幅に揃えることで
布の端にミシンの押さえをあわせて縫えば、それでOK、というわけ。
ミシン縫いがメインなので、キルト用の縫い針も、普通の縫い針も
それほど使わない。
しかし、今縫っているような各1枚づつのパターンは
丁寧に縫っていかないといけない。
大雑把に量産してゆくキルトとは違う。
と、いうわけで、布に印つけして裁断し、マチ針で縫い目を合わせて
丁寧に縫っている。
マチ針を大量に使っているので、針山がガラガラになっている。
ふと、気付くと、針山の中に縫い針が埋もれているのを発見。
あらあら・・・と言いながら針を押し出した。
すると、また、ちくっと針が手を刺す。
2本目を取り出す。
縫い針は、頭がついていないので、そのまま針山に埋もれてしまうのだ。
それに気付いてから、縫い針は必ず、元の箱に戻すようにしてきた。
それにも関わらず、針が2本見つかった。
と、ところが3本目も見つかり、4本目も見つかり・・・
そうなると気になってしようがない。
夕べ奮闘したが、まだ針が1本針山の底に残っていた。
今朝、それを取ろうとして、ますます奮闘し、針山の底の縫い目を切り
針山の中から綿を全部出した。
最後の1本と思っていたら、まだ5,6本の針が綿の中から出てきた!!
針山にもぐっていた縫い針は、なんと30本にもなっていた!!
それほど大きい針山でもないが、
そんなに針がもぐっていたのか。
4、5年は使っている針山だから、4.5年分の針か。
信じられない。
それでも静かに用を足していたのだから、ますます不思議。
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